“小田原系ラーメン”は、
神奈川県の湯河原を発祥とする豚骨醤油ベースと平打ち縮れ麺を特徴とするラーメンです。
松田町にも老舗の小田原系ラーメン「ラーメン大西」があります。
“小田原系ラーメン”の発祥は、
湯河原町にある「味の大西」で70年以上の歴史を持ちます。
「味の大西」を源流として近隣には多くの小田原系ラーメンを売りにしている店舗が点在しています。
その一つが松田町の「ラーメン大西」です。
(味の大西という名称ではないので小田原系インスパイアとも言われるそう)
・値段が高い
・麺の量が多い
・美味しい
と地元では古くから常連も多いという人気店だそう!
そこで今回は、松田町の老舗「ラーメン大西」で小田原系ラーメンを食してきたのでレビューします。
外観
新松田駅南口から徒歩3分程度、
足柄上病院のすぐ目の前に「ラーメン大西」があります。
老舗感が漂うというよりは、
普通の一軒家の一階部分が店舗になっている感じ。
看板だけは新しそうですね。
外にいるだけでも、
ラーメンの良い香りが漂っています。
駐車場はすぐ隣の薬局と併用ですが、
3台分しかないし、狭いのでちょっと停めづらいですね。
内観
さて、内観ですが、
老舗感のあるいびつなL字型のカウンターと座席の作りです。
小さな子供連れでも座席があるのは嬉しいですね。
厨房には2人のおばちゃんが愛想よく切り盛り!
平日昼間、それに昼を越えたあたりなのに人足は絶えません。
おそらく近隣の地元住民や、工事のおじさん達がひっきりなしに来店しているので割と賑やかです。
メニュー
さてこちらがメニュー表です。
(座席にはなく壁に貼ってあります)
噂通りのハイコスト!
ラーメンなどの主要メニューはもちろんのこと、
メン大盛400円、ライス400円、ライスセットに至っては800円と、
東京の一等地にでも建っているお店かと思うような…
ま、これも小田原系の特徴の一つですね。
味
さて今回注文したメニューはこちら!
ワンタンメン:1200円
やはり高い…
でも小田原系を食べるならやはりワンタンメンでしょう。
表層の油は多めで、黒いスープは濁りなく透き通っています。
醤油の良い香りが漂っています。
他の小田原系に比べると、見た目の割にスープはあっさり(それでも濃いですが)、
コクやキレは十分です。
麺は噂通りとにかくボリューム満点!
通常のラーメン屋の1.5倍くらいはありそうな。(大盛はかなりヤバめだそうです)
麺はちょっと柔らかめで、よりボリュームを感じる気がします。
大西系列ではおなじみの“室伏製麺”さんで、ちょっといびつな縮れ具合が特徴です。
ワンタンは、
そう、例えるなら流氷の天使“クリオネ”のような皮のぴらぴら感。
にんにくが強く効いているような感じではなく、肉本来の味を押し出していますね。
チャーシューは小さめにカットされたピースが4,5枚程度。
しっかり味が染み込んでおり、柔らかくこちらも美味しいです。
店舗情報
まとめ
今回は、松田町の老舗「ラーメン大西」で小田原系ラーメンを食してきたのでレビューしました。
噂に叶わぬ、高価格、高ボリューム、おいしさで大満足です。
最近では新店舗として近隣に「麺屋 三男坊」がオープンしているし、
→新松田駅前のラーメン屋「麺屋 三男坊」のオマール海老だしらーめん!
駅の北口側には、同じく小田原系の人気店「アクア」があります。
→松田の人気店!小田原系ラーメン「AQUA(アクア)」を食す!
他店に負けない味と、地元住民からの変わらぬ人気で愛されるそんなラーメン屋ですね!